YAHOO ニュースでボンシャンスで活躍している篠原輝利選手が取り上げられておりました。
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篠原選手が乗っているのは ベルエキップ で供給している
TEBE(TEBike Equipment)で作ったアルミのCOUREUR OPTIMA ALです。
フレームの話がチームの福島晋一さんからあった時にカーボンの選択肢もあったのですが
海外で走るにあたって、壊れないことがもっとも重要でした。
そこで販売を始めていたCOUREURのアルミを出すことにしました。
カーボンフレームは飛行機の移動や落車で簡単に壊れることがあります。
一度の滞在で3ヶ月くらいの日程でフレームが壊れるとフランスやヨーロッパなどでは
日本人サイズを探すことから始めないといけません。
それから組み替えとかに時間がかかると2週間くらいは乗れない時期がでてしまいます。
3ヶ月約90日の15日間ですからロスは大きいです。
2回週末レースを走らない事にもなりますね。
実際に硬い高性能なカーボンとアルミの違いは硬さは同じくらいで、
違いは振動吸収に違いを感じます。
他にもしなり具合や”タメ”(あとから押してくる感じ)とか”流れる”(すーっと進む感じ)
はカーボンが上ですがパワーがあれば硬いフレームでは同じと言ってもいいと思います。
最近の快適系フレームはフレームが少しシナる感じがありそれがロングライド系と言われるものです。
重さは軽いアルミを使うと大体1100gほどでできますから、ピナレロやBOMAの丈夫なモデルと
ほぼ同じくらいです。
コストはフレームで92000円ですので安いカーボンフレームの6割くらい
高級カーボンフレームの8分の1で買うことができます。
この差額をどう見るかですが世界を目標とする若いジュニアやアンダーの選手に限って言えば
機会が持てるならば海外のレースや体を作る食べ物などにお金を使った方が結果は
よくなります。
日本では世界標準のU23カテゴリーさえ、、カテゴリーそのものがレース内に設定が無いに
等しい状況なので世界を目指す競技志向の若手が日本国内のレースを走るのは時間の無駄です。
ジュニア、アンダーの選手に限ったというのは26歳以上は海外ではプロになれる可能性は
ほぼゼロになりそこからは趣味の範囲に入るからです。
日本では実業団がありますが。
そこからは通常は働いていると思いますので時間を節約するための機材のグレードアップは
趣味として楽しいし、それによる効果も、もちろん出てくるでしょうね。
ジュニアの練習量に上限があるように高校生や、部活系では機材の上限を設定したほうが
競技人口が増えるきっかけになると思います。
自転車のジュニアが増えないのは機材が高すぎるのも要因になっています。
全員アルミフレームでコンポはアルテか105
ホイールはアルミと決めればやりやすくなると思います。
話がそれてきましたが、このブログをみて海外で走ってみたい若者がいれば参考になれば
幸いです。
遠藤
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