ご無沙汰しておりました。
展示会行ってまりました。
タイム
今年は大きく変わった部分と復活が話題になっております。
復活の部では
VXRSがベッティーニ記念モデルとして復活。
日本アメリカの要望が多く全部で300本という限定復活です。
このフレームは2006年頃にクイックステップというスーパー強いチームがありボーネンや引退したベッティーニが乗っていました。
細身のフレームが特徴で、同時にしなやかさも兼ね備えており、今風の固い中で乗り味を調整するという以前に流行したタイプです。ただ、その時代でもこの乗り味を再現できたメーカーは無かったと思います。
もう一つはアクティブフォークです。
フォーク内部に振動を減衰する個体が組み込まれています。
これらは特定の振動域のピークを押さえて人体に有害な振動を減らす働きがあるそうです。
振動によって体の特定部位に影響があるらしく、研究が重ねられているそうです。
このシステムは建築では普通に知られているそうで、調べてみると色々出てきます。
例えば台北101免震でしらべると巨大な玉が画像でみる事ができます。
これの小さいのがフォークエンド内部から上に刺さって伸びています。
モデルが変わると振動域が変わるため,モデルごとに。さらにフレームサイズの違いでも変わるために
サイズごとに違うものが入っているそうです。
右がエンド側。薄い板をエラストマーで挟んであり先の(上)のほうに固まりがついています。
もう一つ
スカイロン
画像はアクティブフォークがついていません。
全体に太くなりねじれ剛性がアップしているそうです。
ちょこっと試乗してた感想では確かに剛性が高く感じますがそういうフレームにありがちなカチカチ感は
少ないように思いました。こういう味付けもあるのかと感じました。
アクティブフォークがついたモデルはかなり興味があります。
現在のカーボンフレームメーカーで設計から実際に作るまで自社と自社工場行なっているメーカーは自分の知る限り
タイム(フランス)、ジャイアント(台湾)、ヨネックス(日本)、サルト(イタリア)くらいでしょうか。
タイムの独自性を持ったフレームは好きです。
スカイロンも57万(アクティブフォーク)と高価ですが、 設計思想そのまま一般に買えるというのは
今の時代少なく、貴重な気もします。
シビレました。
FACEBOOKに画像アップしました。
KEMO(ケモ)
ネコの名前みたいですがイタリアのブランドです。
元々はクオータを創始者であるシンテマが母体のブランドです。
簡単にいえば今までのクオータ
http://www.kuota.it/index.php はケモになりましたとなっています。
では今までのクオータは
http://www.kuotacycle.it/
になっております。
さてこのケモですが良いクオリティを目標にブランドを起こし、今年はブルターニュのスポンサーでツールに出ておりました。
まだあまり有名でないバイクですがあまり軽量化を求めない丈夫なフレームを目指しているようです。
エアロロード系と普通?のパイプ形状2種類あります。
設計(スケルトン)が絶妙でスケルトンを見て一発で気に入りました。
日本人でも合わせやすいというか、オーダーするフレームの平均的数値ではないでしょうか。
こちらはスタンダーモデルのR1
これから楽しみなメーカーだと思います。
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